一般の方・患者様
「マイレジストリ」の実態、登録メリット、参加方法などを対話形式で解説します。
Mai
精神科に来られる患者さまに精神科に対する印象を聞いてみました。その中のいくつか例を挙げてみてもらえますか?
Reji
こういった声が多いですね。
Mai
そうなんです。それは、現在の精神科の分野では診断や治療などが問診(医師と患者の会話)から得られる情報によって決められていることが多いからなんです。
Reji
そうだったんですか。いろいろな検査があるものだと思っていました。
Mai
そこで、これらの課題を解決するために「マイレジストリ」ができたんですよ。
Reji
「マイレジストリ」について患者さまへわかりやすく説明したいので、教えてもらえますか?
Mai
もちろんです!
カンタンにいうと「データバンク」のことです。
「マイレジストリ」は「Mental Illness Registry」からきていて、直訳すると「精神疾患レジストリ」。「Mental Illness」の頭文字を取った「MI(マイ)」と情報を記録、保管していく「 Registry (レジストリ) 」を合わせてそう呼んでます。
Reji
なるほど!提供いただいたデータを集めているバンク、ということですね。
Mai
そういうことです!
「マイレジストリ」にご協力いただいた方のデータを大切に使い、今後の診断や治療法の開発のために活用されます。
何よりも、ご協力いただける皆様のおかげでマイレジストリが成り立っている、といっても過言ではありません。
Reji
患者さまの今後の診断や医療の発展に役立てていくんですね! 患者さまはどんなふうに協力することができますか?
Mai
あなただとわからない状態にした上で、診療情報に記載された基本情報を登録することに同意していただき、いくつかの心理検査やスマホ等で行えるアンケートにご協力をいただきます。
Reji
なるほど!参加することで何かいいことはあるんですか?
Mai
こんなメリットがあります!
Reji
参加することで他の人のためだけでなく、自分のためにもなるんですね。参加したいときはどうしたらいいですか。
Mai
通院中(精神科等)の方は、まずは主治医に「マイレジストリ」へ参加したい旨を伝えてください。
Reji
意外とカンタンなんですね。
通院していない人でも参加できますか?
Mai
もちろんです!
精神科にかかっていない人も大歓迎です。そういう方のデータも心の病気の診断や治療の開発にとって大変重要です。
参加してくれる場合は「お問い合わせ」から連絡してください。
マイレジストリへのご参加
お待ちしています!
{ メンタル研究所の }
研究者
Mai
メンタル研究所の研究者で助手と一緒に活動している「マイレジストリ」の研究者の一人。
多くの方々からいただいた情報を、心の不調に悩む患者さまの治療や生活に活かせるよう研究に励む。
助手に助けられながら一歩一歩前進。
{ メンタル研究所の }
研究アシスタント
Reji
先生の研究をサポートする新人アシスタント。
少しずつ仕事を覚えながら、日々、研究をアシストしている。
マイレジストリに興味を持ち、勉強中である。